Linuxでハードディスクの負荷を確認する方法

Linuxでハードディスクの負荷を確認するには、iostatコマンドを使用します。iostatは、入力/出力統計の略で、多くのLinuxディストリビューションにプリインストールされているsysstatパッケージの一部です。

ハードディスクの負荷を確認するには、ターミナルで以下のコマンドを実行します。

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sudo apt-get install sysstat


iostat -h

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avg-cpu: %user %nice %system %iowait %steal %idle
0.09 0.01 0.05 0.00 0.00 99.85

Device: tps kB_read/s kB_wrtn/s kB_read kB_wrtn
loop0
0.00 0.00 0.00 8 0
sda
0.21 0.60 7.87 2814999 37241133

このコマンドにより、ハードディスクに関する情報が表示されます。通常、このコマンドの最初の出力には、ハードディスクの平均負荷、トランスファレート、バイト/セクター、接続されているドライブなどが表示されます。その後、一定時間ごとに、ハードディスクの読み取り/書き込み速度や I/O待機状態、レイテンシやエラー率などのデータが表示されます。
ハードディスクの読み込み/書き込み速度が非常に高く、待機状態が非常に長い場合は、ハードディスクのボトルネックが発生している可能性があり、その原因を調べる必要があります。